トピッククラスターとは?SEOで重要な理由とピラーページも解説

ブロガーなら一度は聞いたことがあるであろう「トピッククラスター」

なんとなく名前は知っているけど、実際どんなものか分からない…という方も多いのではないのでしょうか。

本記事では
・トピッククラスターがどのようなものなのか
・なぜSEOでトピッククラスターが重要とされているのか
・トピッククラスターの作り方や作る時の注意点
について紹介しています。

トピッククラスターについて知りたい方は、ぜひご参考になさってください。

目次

トピッククラスターとは?

トピッククラスターとは、サイト内の関連性の高い複数のコンテンツ(記事)をグルーピングする手法のことです。

関連性の高いコンテンツをグルーピングすることで、コンテンツ同士を内部リンクでつなぐことができ、ユーザーの知りたい情報を網羅することができます。

トピッククラスターには、メインのトピックである「ピラーコンテンツ」、メイントピックの詳細説明を目的とした「クラスターコンテンツ」が存在します。

ピラーコンテンツがそのトピックの幹、クラスターコンテンツが枝葉のイメージですね。

この2つをグルーピングし情報密度を高めることで、ユーザーには高い価値提供を、検索エンジンからは高い評価を得られる仕組みが出来上がります。

ただ一言でピラーコンテンツ、クラスターコンテンツと言っても分かりづらいと思いますので、具体的にどういったものなのか説明していきますね。

ピラーコンテンツ

ピラーコンテンツとはトピックの中心となるコンテンツのことで、主に1語~2語のビッグキーワード・ミドルキーワードから形成されます。

ピラーコンテンツではトピックの概要を紹介し、クラスターコンテンツでは詳細内容を紹介するイメージです。

ピラーコンテンツの特徴は詳細内容を深掘りしすぎないこと。

記事内の適切な位置にクラスターコンテンツの内部リンクを置くことで、詳細内容を知りたい読者はクラスターコンテンツに移行していきます。

そうすることで読者にとって優しく、分かりやすいサイト構造が出来上がるわけです。

クラスターコンテンツ

クラスターコンテンツとはピラーコンテンツの詳細内容を紹介するコンテンツのことで、主に2~4語のミドルキーワード・ロングテールキーワードで形成されます。

たとえばピラーコンテンツが「英会話 勉強法」なら、クラスターコンテンツは「英会話 勉強法 社会人」「英会話 勉強法 主婦」などになります。

SEOにおけるトピッククラスターのメリットと効果

昨今、SEO対策をするうえでトピッククラスターは非常に重要で効果が高いと言われています。

トピッククラスターを導入するメリットと効果は下記のとおり。
・分かりやすいサイト構造
・情報の網羅性が高い
・関連記事の検索順位が上がる
・ロングテールキーワードとの相性が良い
・CVにつなげやすい
順番に説明していきます。

分かりやすいサイト構造

トピッククラスターは関連性の高いコンテンツをグルーピングします。

1つのメイントピックに対し、それを補足するいくつかのサブトピックを形成することで、分かりやすいサイト構造が出来上がります。

Googleでは、ユーザビリティ(ユーザーが使いやすい)とクローラビリティ(Googleがクロールしやすい)の高いサイトが上位表示される傾向にありますので、トピッククラスターを導入しない手はありません。

情報の網羅性が高い

関連性の高いコンテンツを集めて作られるトピッククラスター。

そうなると当然情報の網羅性も高くなります。

Googleで上位表示させるには、「専門性の向上」「高品質なコンテンツの提供」が必須ですので、情報の網羅性を高めることは上位表示への近道と言えるでしょう。

関連記事の検索順位が上がる

トピッククラスターの1つのコンテンツが検索エンジンで1位もしくは上位表示したとします。

そうなると他のコンテンツも評価され、関連記事の検索順位も上がります。

関連記事の検索順位が上がるとピラーコンテンツの順位も上がるので、より集客や収益を上げることができます。

ロングテールキーワードとの相性が良い

ロングテールキーワードは主に2~4語のキーワードからなります。

ミドルキーワードやビッグキーワードに比べてユーザーの検索意図が分かりやすく、なおかつ競合が弱くなるのが特徴。

ロングテールキーワードで上位表示できれば、内部リンクでピラーコンテンツへの集客もできるので、トピッククラスターとの相性は非常に良いと言えます。

CVにつなげやすい

ロングテールキーワードは検索意図が分かりやすいので、CV(コンバージョン)に近いキーワードでも上位表示できる可能性があります。

もちろん企業サイトやドメインパワーが強いサイトも、そういったキーワードを狙っているので簡単ではありませんが…。

直接CVにつながりにくいキーワードでも、ピラーコンテンツへの集客ができればCVにつなげることができますので、トピッククラスターの形成はSEO的にもメリットしかないという訳ですね。

トピッククラスターの作り方

SEOにおけるトピッククラスターのメリットと効果はお分かりいただけたと思います。

ここからはトピッククラスターの作り方を紹介していきます。

トピッククラスターは下記4つの工程で作っていきます。
・トピックを決める
・ピラーコンテンツのキーワードを決める
・クラスターコンテンツのキーワードを決める
・内部リンクの構造を決める
順番に説明していきます。

トピックを決める

まずはトピッククラスターのトピックを決めます。

ただここで気をつけることは、トピック=キーワードではないということ。

ご自身のサイトでは、どのような内容を取り扱うのかを考えるといいでしょう。
例)
・英会話の勉強方法
・30代のダイエット方法
・子供のプログラミング
などなど。

ピラーコンテンツのキーワードを決める

トピックを決めたら、次はピラーコンテンツのキーワードを決めます。

ピラーコンテンツのキーワードはCVを狙った収益性の高いキーワードか、検索ボリュームが多く1番上位表示させたいキーワードを選ぶことが多いです。

先程の例でいうと、下記のようなイメージ。
・「英会話 勉強法」「英会話 独学」
・「30代 ダイエット」
・「プログラミング 子供」

クラスターコンテンツのキーワードを決める

ピラーコンテンツのキーワードが決まれば、次はクラスターコンテンツのキーワードを決めます。

クラスターコンテンツのキーワードは、ピラーコンテンツのキーワードを深掘りしていくイメージです。

先程紹介した例でいうと、下記のようなキーワードになります。
・「英会話 勉強法 社会人」「英会話 独学 おすすめ」「英会話 独学 アプリ」
・「30代 ダイエット 女性」「30代 ダイエット 男性」
・「プログラミング 子供 おすすめ」「プログラミング 子供 アプリ」
などなど。

このクラスターコンテンツのキーワード選定をしっかりしておかないと、あとでカニバリゼーション(キーワードの重複)が起きてしまい、サイトがマイナス評価を受けてしまうので気をつけましょう。

内部リンクの構造を決める

ピラーコンテンツとクラスターコンテンツのキーワードが決まれば、次は内部リンクの構造を決めていきます。

内部リンクの構造と聞くと難しく感じるかもしれませんが、基本的には以下の2点を行うだけです。

・全てのクラスターコンテンツからピラーコンテンツへ内部リンクを送る
・必要であればクラスターコンテンツ同士も内部リンクを送り合う

最初にキーワード選定をしっかり行っていれば、あとは内部リンクを送るだけなので簡単ですね。

トピッククラスターを作る時の注意点やポイント

トピッククラスターを作る時に、いくつか注意点やポイントがありますので紹介します。

注意点・ポイントはこちらの5点。
・ピラーコンテンツから先に作る
・クラスターコンテンツを充実させる
・内部リンクはテキストリンクでつなぐ
・カニバリゼーションがないかチェック
・ある程度の文字数を意識して記事作成
順番に説明していきます。

ピラーコンテンツから先に作る

まずはピラーコンテンツから先に作っていきましょう。

ピラーコンテンツはトピッククラスターの幹となる部分です。
幹がないと枝葉(クラスターコンテンツ)も生えてきませんよね。

あとピラーコンテンツから先に作るメリットは、キーワードの漏れを防げることです。

最初にキーワード選定や内部リンクの構造を決めているとはいえ、クラスターコンテンツから作っていくと、ピラーコンテンツの内容と微妙にズレが生じます。

そういったズレを防ぐためにも、ピラーコンテンツから先に作っていくようにしましょう。

クラスターコンテンツを充実させる

SEOにおけるトピッククラスターのメリットと効果の中でも紹介しましたが、Googleでは情報の網羅性を高めることが重要とされています。

なのでクラスターコンテンツを充実させることで、網羅性の高いサイトが出来上がり、Googleにとってもユーザーにとっても有益なサイトが出来上がります。

内部リンクはテキストリンクで送る

トピッククラスターで内部リンクを送る場合、カードリンクではなくテキストリンクで送るようにしましょう。

テキストリンクのほうが、内部リンクを送っている記事との関連性を、ユーザーにもGoogleにも伝えやすいからです。

カニバリゼーションがないかチェック

キーワード選定を行った際、カニバリゼーションがないかチェックを行いましょう。

先述しましたがカニバリゼーションがあるとサイトがマイナス評価を受けてしまいます。

キーワード選定は時間がかかりますが、後々のことを考えてしっかりキーワード選定をしておきましょう。

ある程度の文字数を意識して記事作成

特化ブログで記事作成を行う場合、少なくとも2000文字は意識して書くようにしましょう。

「必ず2000文字以上書かなければいけない」ということはありませんが、ユーザーの検索意図を満たす内容を書こうとすると2000文字以上になってしまうことも多いですからね。

文字数にこだわり中身がスカスカになってしまっては意味がありませんので、1つの目安として捉えるようにしてくださいね。

まとめ


本記事では「トピッククラスター」について紹介してきました。

トピッククラスターとは、関連性の高い複数のコンテンツ(記事)をグルーピングして、ユーザー・検索エンジンにとって最適な情報を提供する手法のことです。

トピッククラスターはピラーコンテンツとクラスターコンテンツに分けられます。

ピラーコンテンツはメイントピックのことで1~2語のビッグ~ミドルキーワード、クラスターコンテンツはサブトピックのことで2~4語のミドル~ロングテールキーワードで形成されます。

ピラーコンテンツでトピックの概要を紹介し、クラスターコンテンツへ内部リンクを送ります。

クラスターコンテンツでトピックの詳細を紹介し、ピラーコンテンツへ内部リンクを送ります(必要であればクラスターコンテンツ同士も内部リンクを送る)

そうすることでユーザーの検索意図を満たせる網羅性の高いサイトが出来上がります。

トピッククラスターはSEO的にも以下のようなメリットと効果があります。
・分かりやすいサイト構造
・情報の網羅性が高い
・関連記事の検索順位が上がる
・ロングテールキーワードとの相性が良い
・CVにつなげやすい

ユーザーにとっても検索エンジンにとってもメリットしかないトピッククラスター。

キーワード選定や内部リンク施策などやるべきことは多いですが、正しい方法を実践すれば確実に効果は現れます。

ぜひあなたもトピッククラスターを意識してコンテンツを作ってみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事の執筆者

山本 伸弥のアバター 山本 伸弥 SEOマーケター

新卒でSEOベンチャーに入社後、年間100社以上のSEO相談やコンサルティングを実施。メディア立ち上げからキーワード選定、記事制作まで上流から下流まで一気通貫で経験する。

現在は自社メディア「SEO解体新書」を立ち上げ、SEOやWebマーケティングのお役立ち情報を発信している。

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