discriptionタグとは?設定のメリットや魅力的なタグの付け方を紹介!

Webの記事制作をする際に重要な項目として、「discriptionタグ」というものがあります。ディスクリプションタグはwebサイトの上位表示を狙う上で重要な項目ですが、意外と忘れてしまいがちでもあります。

本記事では、discriptionタグの概要や重要性、魅力的な付け方などを紹介します。また、設定方法などについても紹介していきますので、記事制作に関わる担当者の方はぜひ参考にしてみてください。

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discriptionタグとは?

discriptionタグとは、記事の概要を記載するタグです。キーワードを検索した際にタイトルの下に表示される部分がdiscriptionタグとなります。また、別名として「スニペット」や「メタディスクリプション 」と呼ばれることもあります。

SEOにおけるdiscriptionタグの重要性

discriptionタグは110文字程度の短文であるため、その重要性に気づいていない方も多いです。

しかし、検索ユーザーのことを考えれば、discriptionタグの重要性に気づくでしょう。

ここでは、discriptionタグの3つの重要性を紹介します。

記事の内容を大枠理解できる

discriptionタグが表示されていることで、記事の内容を大まかに理解できます。

タグに記載がなければ、Googleが自動で記事内の適当な部分から内容を拾ってくるので、記事のことを網羅的に紹介することは難しいでしょう。

つまり、discriptionタグを記載することで、記事の内容を大まかに伝えることができ、読者の満足度を高められるのです。

クリック率が上昇する

一般的にユーザーが記事を選ぶ際、タイトル+ディスクリプションを見ています。おそらく同じようなタイトルの記事があれば、概要文を見て解決できそうな方を選ぶのではないかと思います。

つまり、検索結果からのクリック率を上げるという意味でdiscriptionタグは重要なのです。

補足:直接的なSEO効果はない

とはいえ、直接的なSEO効果はないと、Googleによって明記されています。

表示するスニペットにdescriptionメタタグを使用することもありますが、ランキングではdescriptionメタタグを使用していません。

引用: Google does not use the keywords meta tag in web ranking

とはいえ、ユーザーのことを考えれば検索順位が上がることは事実。discriptionタグはSXO効果があるといえます。

SEOとSXOに関しては以下の記事で紹介しています。

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魅力的なdiscriptionタグの付け方

魅力的なdiscriptionタグを設定するにはどうすれば良いでしょうか。ここでは、魅力的なdiscriptionタグの付け方を3つ紹介します。

ページ内容を110文字で表す

最も重要なことはページ内容を110文字前後で示すということです。検索結果に表示される概要文は110文字前後で、それ以上の文字は「…」で表示されてしまいます。

その部分を読者が見ることはできないため、110文字以内に収めることが重要なのです。

ちなみに、モバイル版の場合、70文字前後しか表示されません。そのため、可能な限り70文字以内に重要なキーワードを含めるという対策が必要です。

検索者がクリックしたくなるよう努める

内容によって検索からのクリック率が変わります。そのため、数字を多用したりベネフィットを記載したりなど、魅力的なdiscriptionにしましょう。

SEO対策キーワードを文章の最初の方に含める

パソコン版に限りますが、SEO対策キーワードが太文字として表示されます。読者からすれば、魅力的な記事に見える可能性が高くなるため、キーワードを多数盛り込めるよう意識しましょう。

discriptionの設定方法

ここでは、discriptionタグの設定方法について紹介します。主に2つの方法があります。

CMSのディスクリプション記入箇所に記載する

WordPressなどのCMSを活用している場合、基本的には「メタディスクリプション 」もしくは「スニペット」の記載項目があります。

そちらに記載し、投稿することでディスクリプションを公開できます。

HTMLに直接記載する

CMSなどを使わない場合、HTMLの~~~の部分に記載することも可能です。

その場合、の「〜」部分がメタディスクリプションに設定されます。

メタディスクリプションが表示されない理由

メタディスクリプションは必ず設定されるというわけではありません。こちらはGoogleサーチコンソールによって明確に記されています。

スニペットはページ コンテンツから自動的に生成されます。スニペットは、ページ コンテンツからそのときのユーザーの検索内容と関連性が高い部分を抜粋し、プレビュー表示するように設計されています。よって、検索ごとに表示されるスニペットが異なる可能性があります。
Google では、ページ上のコンテンツのみから取得できる情報よりもページの概要を正確に説明できると判断した場合、ページの ディスクリプション タグを使用して、検索結果のスニペットを生成することがあります。

引用:Google search Console公式ページ

つまり、メタディスクリプションの記載が正確でない場合には、表示されないケースもあるのです。

discriptionタグ設定の注意点

discriptionタグを設定する際にはいくつか注意したい点があります。ここでは、主な3つの注意点について紹介します。

キーワードを盛り込みすぎない

キーワードを盛り込みすぎると、ペナルティの対象となるため、注意しましょう。

具体的には、110文字以内に2キーワードを意識すると良いようです。

文字数を増やさない

メタディスクリプションは文字数を増やしても110文字程度しか表示されません。そのため、全く意味のないものになってしまうほか、コンテンツ概要の方が良いとされ、ディスクリプションが反映されないことにもつながるため、注意しましょう。

本文に書かれていないことを書かない

ディスクリプションタグはあくまで「本文の概要」という位置づけです。つまり、本文に記載されていないことを書くと、読者を裏切ることになります。

その結果、離脱率を高めることにもつながるので、本文の内容をもとにディスクリプションタグを作成しましょう。

まとめ

本記事では、discriptionタグの概要や重要性、魅力的な付け方などを紹介しました。discriptionタグは設定によってSEO上位表示できる可能性が高まります。

直接的な効果はありませんが、SXO効果などで影響があるはずです。ぜひ本記事の内容を参考にdiscriptionタグを設定してみてください。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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