【早見表・事例】SEO対策の費用相場と料金を種類別で解説

SEO対策が王道のWebマーケティングだと知ってどれくらいの予算がかかるのか知りたい方も多いでしょう。広告運用をしてもいいけどSEO対策も実施したい、営業代行と並行してSEO対策もやっていくケースもよくクライアント様から相談を受けます。

SEO対策の相場はサービス提供会社によって大きく異なりますが、実際の納品物はさほど変わらないばかりか「安かろう悪かろうはもちろん」「高かろう悪かろう」も存在します。上記のような業界の裏側にも切り込んでいきますので、ぜひ最後までご確認ください。

監修者プロフィール

合同会社楽々Edit 代表
山本 伸弥(やまもと しんや)

新卒でITベンチャーに入社。SEOコンサルタントとして 戦略立案から営業、コンテンツ制作まで従事。 インターン時代に大規模案件を3社成約して営業成績トップへ。 東証一部上場企業や某時計メーカー等のプロジェクトに参画。 インサイドセールス部門を立ち上げMAツール運用設計も実施。 国内大手マーケ会社10社とデジタルマーケティングカンファ レンスを開催・主催として運営。

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SEO対策を外注する月額費用相場について・種類別

実際に外注する際のSEO対策の種類について解説していきます。外注のSEO対策には以下の4種類があります。

項目施策内容月額費用注意点オプション
SEOコンサルティング・SEOに向けたサイト設計
・カテゴリ設計
・構造化データの設定
・内部施策の最適化
・自社・競合分析
・ペルソナ設計
・コンバージョン改善
・LPのディレクション/修正
など
15万円〜50万円程度
※範囲やブランド料によって大幅に変動

弊社:15万円〜
ブランド料がほとんどであり、やっている内容は正直20万円も50万円も変わらない。大手に依頼すると、予算が少なければ新人研修に利用される可能性が高い。・アクセス解析
・ヒートマップ解析
・GA4設定
など
コンテンツSEO・キーワード選定
・記事構成作成・ライティング
・記事制作・アップロード
など
1記事あたり3万円〜10万円程度

弊社:3〜4万円(5000文字)
文字数を要確認。3000文字で5万円、5000文字で5万円など記事の文字数が異なるが費用が同じこともある。記事単価ではなく、文字単価で換算してコストパフォーマンスを確認する。

ChatGPTを利用していないか、利用していても品質を担保する手法が確立されており、編集者や校正担当者が記事品質を担保する体制があるか確認。

基本的にAIライティングは非推奨。
・オリジナル画像制作
・ページごとのコーディング、デザイン
・内部リンク設計
など
SEO内部対策・各種メタタグのコーディングの最適化
など
20万円〜50万円

弊社:コンテンツ料金に含む
・ディレクションだけではなく実装までしてくれるのか確認する。・TDH調整/PDCA改善
・サイト設計の変更
など
外部SEO対策・被リンク獲得代行
・被リンク獲得のコンサルティング
など
5万円〜20万円
弊社:コンテンツ料金に含む
・ディレクションだけではなく、申請代行などもしてくれるか確認する。・プレスリリース
・アタックリストへの申請
・SNS運用/YouTube運用
など
成果報酬型SEO・記事制作
・被リンク獲得
1キーワードあたり500円〜2,000円/日・成果報酬だと悪質な被リンクを大量につけられて、逆に検索エンジンからペナルティを受ける可能性がある。
・後にリンク否認作業などが発生するため。
・どのような施策を行うか確認が必須。
なし
インハウスSEO(内製化プラン)・SEO内製化プラン
120万円〜400万円程度(3ヶ月〜5ヶ月)

弊社:120万円〜(6ヶ月サポート・研修)
・インハウスにてテンプレート研修だけではなく予算内で自社に合わせてカスタマイズ研修もしてくれるのか確認する。・仕様書テンプレート
・動画コンテンツ
・個別相談会
・オリジナル研修
など

上記についてそれぞれ料金の相場も合わせて解説していきます。

SEOコンサルティングの実施内容と平均/月額費用相場

SEOコンサルティングは、クライアントのサイトを調査して、上流工程からマーケティング設計を行います。具体的には以下の様な項目を調査する事が多いです。

  • ペルソナ設計
  • 事業理解(単価、LTV、コンバージョン、サービス理解、ニーズ調査、競合調査など)
  • コンバージョン設計/階段設計
  • サイト設計
  • キーワード設計
  • 必要ページの洗い出し
  • 内部不全(内部施策修正事項)リストアップ
  • 外部施策の戦略立案
  • コンテンツ設計(ライティングは別料金であることが多い)

まずは、コンテンツを多く公開すればいいのでは?と思う方も多いですが実際は戦略を出してからコンテンツ制作に取り組む方が効果的です。理由としてはコンバージョンに貢献しないキーワードでいくら上位表示をしても流入数が増えるだけでお問い合わせや相談会などの商談に近いリード獲得やコンバージョンが発生しないためです。予算としてはおよそ15万円〜50万円、中には100万円程度費用がかかることがありますが、大規模サイト(データベース型など)でない限りは15万円〜30万円程度に落ち着くことが多いです。また、30万円と50万円のSEOコンサルティングで内容に違いがあるかと言われると、ブランド料の観点がほとんどであり、実際のアウトプットやレポート、納品物は変わらないことも多いです。

また、SEOの大手会社であれば50万円以下の案件であればシニアコンサルタントが出てくることはほとんどなく、新人がマネージャーとしてプロジェクトを管理することも多いです。そのため、予算が50万円以下である場合は大手SEO会社ではなく、中小規模やベンチャーのSEO会社をパートナーにするほうが丁重に扱ってくれる可能性が高いです。パートナー選びの基準として、相談会などにお問い合わせして、コンサルタントが親身になってくれるか?課題を無料で色々教えてくれるか?プロジェクトのロードマップはわかりやすいか?など確認しましょう。

弊社では、伴走型のSEOコンサルティングを行っておりクライアントごとにKPIの設定、プロジェクト内容をカスタマイズしてサービス提供を行っております。SEOに取り組みたい方や課題感がある方はまずは相談会にお申し込みください。

SEOコンサルティングの月額費用相場

SEOコンサルティングの費用相場は、月額15万円〜50万円程度です。

しかし、大規模サイトやデータベースサイト、ポータルサイトのSEO対策ではシステム開発や制作会社との連携が発生する場合が多く、SEO費用の15万円〜50万円程度に加えて開発費用が数百万円かかることも多いです。SEOをしたいが、そもそもサイト構造やシステム変更を行うことが多いので、実装費用までプロジェクト全体の費用を見積もることが重要となります。

中小規模でページ数が少ないコーポレートサイトや小規模のオウンドメディアであれば、月額15万円〜50万円程度の予算内で6ヶ月〜1年契約でプロジェクトが進むことが多いです。

また、SEOコンサルティング費用が無料もしくはコンテンツ制作費用に内包されているケースもあります。弊社ではその料金プランで実施しており、市場価格より抑えて品質の高い記事やSEO対策が実施可能ですので、ぜひご相談ください。

コンテンツSEOの実施内容と平均/月額費用相場

コンテンツSEOとは、コンテンツ(お役立ち記事)を作成することです。この記事もコンテンツSEOになります。サイト上に記事(コンテンツ)を公開してキーワードで上位表示を狙う手法です。コンテンツSEOでは、注意点が大きく2つあります。

  • 文字数がどれくらいか?
  • キーワード選定などコミコミの値段なのか?

5万円で1記事書くというサービス内容だと、1記事何文字かわかりません。極端に言うとA社は1記事5000文字だが、B社は1記事1000文字しかない場合は、文字単価で5倍の差があります。

現在のアルゴリズムでは、コンテンツの文字数も重要視されており、1記事当たり5000文字前後は目安に制作することが多いです。稀に「引き算の美学」と呼ばれるような、文字数や多すぎる情報を削ることで上位表示ができることもありますが、基本的には文字数こそパワーなケースが多いです。

しかし、テーマにより適切な文字数は変わるので、都度相談しながら制作を進めていきましょう。

Google はいつでも、有益で関連性の高い情報をユーザーに提供することを目指しています。

引用元:Googleの使命

キーワード選定の料金がコンテンツSEO 1本の制作費用に含まれているか確認することも重要です。キーワード選定費用は内包されることも多いですが、キーワード選定料金が別途必要になればどれくらいの予算になるか確認しましょう。100キーワードで5万円〜10万円程度に収まることが多いです。

補足として、コンテンツ本数も昨今では重要視されており「AIアナリスト」の調査ではコンテンツSEOを59本程度公開すれば検索エンジンに評価がされやすいとされています。N数が23しかないため、切り取り方など変えれば結果は変わりそうですが、1つの目安として参考になるでしょう。

参考:https://webtan.impress.co.jp/n/2019/07/09/33295

コンテンツSEOの月額費用相場

コンテンツSEOの費用相場は3万円〜7万円程度です。

格安SEO記事として1.5万円や2万円前後で制作する場合もありますが、SEOの基準として満たない品質が多いです。具体的には5000文字程度の情報量が推奨されますが、1500文字程度で納品されることがあります。

適切にSEOで上位表示を目指したい場合は価格に対して、文字数はどれくらいなのかを確認しておきましょう。

SEO内部対策(内部施策/テクニカルSEO)の実施内容と平均/月額費用相場

内部SEO対策は内部施策やテクニカルSEOと呼ばれることもあります。サイトのコーディングを最適化して検索エンジンに評価がされやすい記述に変更することを言います。例えばメタタグである「タイトルタグ」「ディスクリプション」「見出しタグ」などに狙いたいキーワードを含めることで上位表示させる手法があります。他にもリダイレクトやカノニカルなどページ情報を正しく検索エンジンに伝えてGoogle検索で上位に上げる方法もあります。

数を上げるときりがないほどありますが、コーディングを最適化することでページ情報をロスなく伝える技術を言います。

内部SEO対策(内部施策/テクニカルSEO)の月額費用相場

内部施策のSEO対策の費用相場は、月額15万円〜50万円程度です。主に、SEOコンサルティングに含まれている事が多く「SEOコンサルティング=内部SEO」の認識の会社も多いです。

SEOコンサルティングと同様、サイト規模によって費用は変動して、大規模なデータベースサイトでは月額50万円程度もしくはそれ以上、中小規模サイトであれば月額20万円〜30万円で住むことが多いです。

また、内部施策では仕様書の作成までがサービス提供範囲として一般的であり、コーディングやシステム開発、ホームページへの実装は別途制作会社に依頼することが多いです。

外部SEO対策(外部施策)の実施内容と平均/月額費用相場

外部SEO対策は「被リンク獲得」「外部施策」「バックリンク獲得」などいわれて、自社サイトに外部サイトからリンクを獲得する手法です。Googleでは、被リンクを投票のシステムになぞらえており、多く被リンクがつくサイトは支持されている有益なサイトであると判断して検索結果上位に上げる仕組みを持っています。被リンク獲得は自然発生的に良いコンテンツを書けばリンクが付くこともありますが、そう簡単には行かないことが多いです。

PRTIMES」などでプレスリリースを発表してリンクを獲得したりサイテーションをつけることも有効とされています。

外部施策の指標としてドメインパワー(DR)があり、DRスコアを高めることが重要です。詳細は以下よりご確認ください。
【実例】ドメインパワーの目安は?上げ方と計測方法・SEO対策で重要な理由も

外部SEO(外部施策)の月額費用相場

外部施策の平均費用相場は、月額10万円〜30万円程度です。

具体的な内容は、同業種の関連性のあるサイトにメールを送り、被リンク交渉をして自社に被リンクを貼ってもらいます。また、被リンクのアタックリストに申請を行い、ドメインパワーを高める手法もあります。外部施策としてプレスリリースを発信したり、インフォグラフィックを作成したり、有益なコンテンツを専門家とタイアップして作成することもあります。

メール営業の手法では、リストアップ・申請・交渉・獲得までの流れを外注でき申請量に応じて料金が変わります。

SEO対策の費用対効果の見方は?

SEO対策で自社で費用対効果が高いのか気になる方も多いでしょう。費用対効果の見方について、以下ポイントを確認することが大切です。

  1. BtoB商材かBtoC商材か
  2. 商圏エリアが限られるのか
  3. ニッチ商材かどうか
  4. YMYLジャンルに当てはまっていないか
  5. サイトの規模感

1.BtoB商材かBtoC商材か

SEO対策はBtoB商材のほうが費用対効果があることが多いです。BtoCよりも顧客単価が高いため、投資金額に対して損益分岐点が近い傾向にあり投資金額回収(ROI)がしやすくなります。顧客単価がLTVに換算して100万円程度あればSEO対策の費用対効果は非常に高いと言えます。例えば、1商材成約すれば20万円×6ヶ月で120万円(粗利60万円)平均受注できるとして、月に1件成約すればSEO対策に仮に300万円投資しても5ヶ月で回収できます。

1件成約するために必要なリードの数、商談数、成約率をまとめておくとより正確な数値が出せます。

2.商圏エリアが限られるのか

商圏エリアが全国、オンラインのほうがSEO対策の費用対効果は高いです。店舗ビジネスを行っている場合、商圏が限られるため検索して上位表示されても、ユーザーが商圏に住んでいない可能性があります。その場合はビックワードよりも地域名で上位表示を獲得していくことが重要です。

  • プログラミングスクール(NG:商圏が限定されない、全国のユーザーが検索する)
  • 東京 プログラミングスクール(東京都内に商圏エリアが絞り込める)

商圏エリアが限られず、オンラインで完結する商材やサービスであればSEO対策の費用対効果が高いです。

3.ニッチ商材かどうか

ニッチ商材であればSEO対策の競合が少ないため、上位表示しやすい傾向にあり費用対効果が合いやすいです。ダイエットや転職などはコンテンツが飽和しており、どのサイトでもSEO対策を行っています。

一方で、介護用の特殊浴槽や半導体などであれば比較的上位表示がしやすく競合性も下がります。

4.YMYLジャンルに当てはまっていないか

YMYL(Your Money or Your Life)という健康や医療、金融などに関するジャンルでは競合性が高く上位表示まで時間がかかります。SEO対策の中でも非常に時間がかかり、健康や医療分野では医師監修がある方が上位表示しやすいなどコストがかかります。上位表示すればマネタイズも大きな額となりますが、競合性が高くGoogleも嘘の情報や不正確な情報を上位表示させると、検索ユーザーに悪影響を与えやすいとしており、難易度が高いSEO対策です。

YMYLに該当しないサービスや商材であれば、SEO対策の費用対効果は高くなりやすいです。

5.サイトの規模

サイトの規模が大きいほどSEO対策の料金は高くなります。データベース型サイトと呼ばれる、転職サイトや宿泊予約サイト、飲食予約サイトなどはサイト内のページ数が通常より多くなるため、その分コンサルティング費用も高くなります。

システム開発やプログラミングなど「検索機能」のロジック整理から始まることも多く、SEOコンサルタントの中でも希少人材で数か多くありません。SEO対策のコンテンツ制作費用だけでなはく、内部施策費用も開発でかかるため投資前に費用対効果をシミュレーションしておくことが良いでしょう。

【SEO対策費用】SEO対策会社が出してきたシミュレーションを論破する方法とは

SEO対策を行う場合、シミュレーションを提出してほしいとクライアントからいわれることが多いです。私も数々のシミュレーションを作成してきましたが、ポジティブなシミュレーションを出す会社が多いように感じます。ここでは、ポジティブすぎるシミュレーションを出すSEO対策業界で、ロジックの確認方法を告白します。

  • 平均検索ボリュームの算出ロジック
  • CTR(クリック率)は何%で計算しているか
  • CVR(コンバージョン率)は何%で計算しているか
  • CV地点はどこにおいて計算しているか
  • KPIはどこか

平均検索ボリュームの算出ロジック

平均検索ボリュームとは、100キーワード対策するシミュレーションとした場合に1キーワード辺りの平均検索ボリュームはいくつで設定しているかという考え方です。平均が100なのか1000で計算しているのかで、成果が10倍変わります。また平均検索ボリュームをなぜその数値にしたのか、理由も説明してもらうことがおすすめです。

楽々Editでは、平均検索ボリュームを競合他社10社で対策しているキーワードの上位キーワードを抽出して平均値を出しているため、より正確なシミュレーションづくりを行っています。

CTR(クリック率)は何%で計算しているか

CTR(Click Thought Rate)とは、直訳するとクリック率であり検索結果でどれくらいクリックされるかという指標です。SEO対策で上位表示すれば1位のページは30%程度、2位は20%程度、3位は15%程度がクリックされます。またこの場合の母数は検索ボリュームです。

平均検索ボリュームが1000だとして、1位表示した場合は330程度の流入が見込まれます。SEO対策を行う場合、全てのキーワードが短期間で1位表示することは難しいため、5位〜7位程度に上位表示した場合のCTRである5%程度で計算することが多いです。仮にCTRが10%以上で設定されている場合はポジティブシミュレーションの可能性が高いため、なぜCTRが10%も出せるのか理由を確認しましょう。もちろんサイトの運営歴が長いなど、SEO評価が高ければ上位表示されやすいためCTR10%も現実的な数値となることはあります。

CVR(コンバージョン率)は何%で計算しているか

CVR(コンバージョン率)とは、サイトの訪問者(PV数やUU数)に対してどれくらいリード獲得ができるかという指標です。サイトの月間流入数が10,000PVの場合で30件のお問い合わせがある場合はCVRが0.3%となります。業界によってCVRの平均値は変わりますが、BtoBサービスの場合はCVRが0.3%程度に収まることが多いです。

一方で、リスティング広告などは1%〜3%程度CVRが出ることもあります。SEO対策のシミュレーションを出された際にCVRが0.3%以上の場合はどのような理由があるのか確認すると良いでしょう。また、リード獲得と言っても「お問い合わせ」「資料ダウンロード」「メルマガ登録」「購入」など複数存在するため、何のコンバージョンに対するCVRなのかを確認しましょう。

CV地点はどこにおいて計算しているか

CV地点は先述したように、「お問い合わせ」「資料ダウンロード」「メルマガ登録」「購入」など複数指標が存在します。BtoBサービスのCVRの平均値は0.3%ですが、複数の指標を均した数値が0.3%であり、ホワイトペーパーの場合は0.5%程度、相談会やお問い合わせの場合は0.1%などCV地点によってCVRは異なります。提出されたシミュレーションのCVRは何を指しているのか確認することが重要です。

KPIはどこか

KPIはSEO対策のシミュレーションを行う上で確認しておきたい指標です。例えば、SEO対策のサービスを販売している企業が「SEO対策」という単体ワードや「SEO対策費用」というキーワードで上位表示することには価値が高いです。しかし、「SEO対策意味ない」「SEO対策 副業」などのキーワードで多く上位表示を獲得しても、そのキーワードからリード獲得やコンバージョンが得られることは少ないでしょう。

サイトにおいてどのキーワードで上位表示させるために何をするのか明確にする必要があります。

例えば、東京にある美容クリニックの場合は、「東京 美容クリニック」「東京 ボトックス注射」「東京 小鼻整形」など売上に直結するキーワードで上位表示を目指すことが重要です。不要なキーワードでコンテンツ制作を行い、流入は増えたけどコンバージョンが発生しないことはよくあるパターンであり、シミュレーションに加えて、どのキーワードをKPIとしておいているのか確認してみましょう。

SEO対策費用を信頼して投資できる会社の見分け方【初回相談会】

SEO対策会社では、初回はオンラインで無料相談回を開催しているケースが多いです。サイトの流入状況やどのキーワードで上位表示をしたいのか、現在のマーケティング施策は何をしているのか、広告でコンバージョンが発生しているキーワードはなにか等SEOの専門家になんでも聞くことができます。

その際に確認すべき点は以下5つです。

  • 相談会ではなく、SEO会社のサービス説明会になっていないか
  • 流入数だけでなくコンバージョンまで成果指標をおいてくれるか
  • 外部施策は適切な方法でアドバイスもしくは代行を行ってくれるか
  • 費用は良心的か
  • 営業担当とプロジェクト開始後の担当者は同じか、別か

相談会ではなく、SEO会社のサービス説明会になっていないか

SEO対策について相談したいとオンライン会議に出席したが、相談ではなく相手のサービス説明がほとんどということはあります。相手の話を聞かずにサービス説明ばかりする会社は個人的におすすめしません。

流入数だけでなくコンバージョンまで成果指標をおいてくれるか

SEO対策では、流入数にKPIを置く会社が多いですが、いくら流入が増えたとしてもリード獲得やお問い合わせであり成約が生まれなければ売上につながりません。つまりSEO対策予算を投じても費用対効果が合わなくなります。流入数をいたずらに増加させることは意外と簡単で、検索ボリュームが高いがコンバージョンが発生しない競合性が弱いキーワードを集中して対策すれば流入自体は増えますが、売上には繋がりません。

コンバージョンまでをKPIとして設定してくれて伴走できるかが重要で、SEOの枠を超えてサイト制作やデザイン改善など専門的な知見がある会社を選ぶと、部分最適だけにならずにすみます。また、受注を成果指標とできないことが多く、その会社の営業体制や営業マンの質に委ねられることがあり変数が大きいためです。

楽々Editでは、リード獲得・コンバージョンまでを成果指標として追っており、GA4やルッカースタジオを利用して、毎月どれくらいのリードがSEO経由で発生したのか確認してCVR改善を行っております。

外部施策は適切な方法でアドバイスもしくは代行を行ってくれるか

SEO対策の外部施策では、悪質な被リンクを獲得したり将来的にペナルティを受ける可能性を秘めた施策をサービス提供するSEO会社もあります。自社のサテライトサイトから多数リンクを送る、海外サイトから多数リンクを送るなどはスパムアップデートで順位を下げられる可能性があります。

検索スパムを検出する Google の自動システムは常に稼働していますが、その機能が大きく改善されることがあります。Google はこれを「スパム アップデート」と呼んでいますが、いつ行うかについては コア アップデートを含む Google アルゴリズム アップデート履歴に掲載します。たとえば、SpamBrain は Google の AI ベースのスパム防止システムです。Google は、随時そのシステムを改善して、スパムを発見する能力を向上させ、また新種のスパムを検出できるようにしています。

https://developers.google.com/search/updates/spam-updates?hl=ja

外部施策で正しいアドバイスや代行をしてくれるかが重要なポイントです。以下の記事を確認して被リンクに関する知見を増やすことをおすすめします。

【実例】ドメインパワーの目安は?上げ方と計測方法・SEO対策で重要な理由も

SEO対策の支払形態について 月額・成果報酬など

SEO対策の支払いは3種類存在します。

  • 月額費用
  • 成果報酬
  • スポット払い(一括)

基本的には月額費用でSEO対策を行うことが多いですが、時々成果報酬型の料金プランもあります。以下では、それぞれの支払形態のメリット・デメリットをくまなく解説します。

SEO対策の月額費用(月支払い形態)のメリット・デメリット

SEO対策では、中長期施策となるため月額費用が一般的な支払い方法です。月額20万円〜30万円で6ヶ月、1年程度最低でも実施させることが多いです。月額費用のメリットは、中長期施策となるため月ごとに伴走してくれて、レポートなどを定期的に共有を受けて施策改善が行なえます。デメリットとしては、成果報酬と比較すると成果が発生していない期間でも費用が発生するためその点はデメリットです。

しかしながら、月次でコンテンツSEOを行ったり内部施策の改善でメタタグを最適化したり、ライターやエンジニアなどが動くためその分の稼働費用として月額費用はかかります。あくまでも短期間で成果を出す施策ではなく、他施策と合わせつつSEOに予算を投じると全体のWebマーケティングとしても良いでしょう。

SEO対策の成果報酬型のメリット・デメリット

SEO対策の成果報酬は、今は提供する企業も少ないですが一部存在します。メリットとしてわかりやすく成果が出れば費用がチャージされることですが、施策の初期費用として20万円〜50万円請求されることがあります。内訳はコンテンツ制作を行うため、その費用原価はクライアント負担で、コンテンツで成果(上位表示など)が出れば検索順位に応じて請求がされます。

例えば、1位表示であれば1日あたり3000円、3位表示であれば1日あたり1500円、7位表示であれば1日あたり500円のようにWEB広告のような形で課金がされます。

デメリットとしては、長期で見ると月額費用のほうが結局安価になる可能性が高いことや、コンテンツ自体の著作権が成果報酬の場合は譲渡されないことがあります。成果報酬を行う場合は、成果に応じて請求を行うと聞こえは良いですが、1日あたり順位に応じてどれくらい費用がかかるか、コンテンツの著作権はどちらに帰属するか確認しましょう。

また、悪質な場合は成果報酬でサービス提供を行い、低品質な被リンクをサイトや上げたいページに無数に設定して上がれば請求するといったブラックハットな施策もあります。20年前に通用していた施策ですが現在は通用せず、逆にペナルティを受けて順位が下る可能性もあるため、成果報酬で具体的に何を行ってくれるのか詳細を確認しましょう。

成果報酬で施策内容を話せないSEO企業は依頼しないことが無難です。

SEO対策のスポット支払いのメリット・デメリット

スポット支払いでは、予算消化で多く見られますが、先に6ヶ月分や12ヶ月分のSEO対策費用を支払うことになるので契約内容などは綿密に確認しましょう。メリット・デメリットは特に無いですが、信頼できる会社かどうかコンペを取るなどして見定めることが無難です。

SEO対策費用の具体的な事例

ここでは、SEO対策費用に関していくつか弊社楽々Editでご支援したケーススタディをお話できればと思います。

株式会社宿研様(SEO対策の内製化支援)

株式会社宿研様では、Webサイトの流入数を上げるために楽々Editの内製化支援を社内で実施しました。施策取り組み後2023年4月頃からコンテンツ制作・内部施策を中心に内製化を行い、流入を400%増加に成功しています。

自社でライター採用を実施して、コンテンツを継続的に公開する社内体制構築を行いました。また、旅館・ホテル・宿に関する集客のテーマでコンテンツ制作、内部施策をドメイン全体で最適化することで上位表示に至りました。

内製化支援プランで月額20万円を6ヶ月でご支援させていただき、トータル総額120万円でSEO対策に成功いたしました。

内製化支援として以下ツールの導入や操作方法の内製化も行いました。

  • SEO SCREAMING FROG
  • ahrefs
  • Google キーワードプランナー
  • ラッコキーワード
  • GA4
  • Google Search Console
  • Looker Studio

SEO事業者が実際に利用しているツールを内製化して、自走体制構築を行っております。

SEO対策に費用をかける上でパートナー会社の探し方(依頼すべきではない企業)

SEO対策では、わかりやすく外注すべきではない会社があります。成果が出せない視点で外注してはいけない会社について以下項目を確認しましょう。

  • コンテンツの著作権を渡さない
  • 契約期間が終わると被リンクを全て削除する
  • 最新情報を追えていない
  • コンテンツの文字数が1000文字〜3000文字(コンテンツ量しか考えていない)
  • 施策内容が共有されず何をしているかわからない

上記内容に該当する場合は、成果等の視点から依頼しないことが良いでしょう。

コンテンツの著作権を渡さない

SEO対策ではコンテンツSEOを行うことが多いです。しかし、コンテンツ自体の著作権を契約上譲渡できないと記載されていることがあります。プロジェクトが終われば著作権はSEO会社側にあるため、納品したコンテンツは全てWebサイトから取り除かれます。SEO対策は短期ではなく、中長期で成果を出すうえでコンテンツはWebサイトの資産になり、検索エンジンからの評価も高くなります。

契約時点でコンテンツの著作権がどちらにあるのか確認しておきましょう。

契約期間が終わると被リンクを全て削除する

外部施策として、他のメディアやサイトからリンクを獲得する手法があります。SEO対策の契約期間が終われば、プロジェクトで獲得した被リンクが全て削除される契約担っていないか注意しましょう。また、コンテンツ同様に被リンクも検索エンジン視点で評価が高い項目であるため、被リンクに関する対応は契約前に確認しましょう。

しかし、被リンクの設置、解除をすぐに行えるSEO企業は、自社でサテライトサイトを持っていることが多いです。サテライトサイトは適切に運用すれば問題ないですが過去にブラックハットSEOとして代表的な手法でした。現在では通用しづらい手法を使って外部施策を行っている可能性も高いので、どのような外部施策を行い、被リンクは契約終了後にどのような扱いになるか確認しておきましょう。

最新情報を追えていない

SEO対策では、1年間に2〜3回程度Googleコアアップデートがロールアウトされます。アップデートが発生するとこれまでのランキングロジックが変わるため、SEOコンサルタントがどのようなアップデートであったか解析してクライアントへの納品物に反映してサービス改善を細かく行っていく必要があります。

最新情報を追えていない、理解が薄いことはその場しのぎのSEO対策になることもあり、来年のアップデートで旧に検索順位が落ちて何年も取り組むが検索順位が戻らない、上がらないこともあります。移り変わりが激しいため、担当コンサルタントの力量を測ることが大切であり、コアアップデートについて会議でどのような傾向があったか質問しても良いでしょう。

コンテンツの文字数が1000文字〜3000文字(コンテンツ量しか考えていない)

コンテンツSEOでは、文字数(情報量)がポイントです。検索キーワードに対してどのようなコンテンツや情報を提供すればユーザーの満足度が上がるかを分析しながらコンテンツを設計〜執筆しますが、情報を網羅的に書く場合は最低でも4000文字〜5000文字程度になることが多いです。コンテンツの量だけ増やして、まずは100記事書きましょうだと現在のアルゴリズムでは上位表示が困難となっています。

テーマによってはゼロクリックリサーチで、言葉の意味だけを知りたい用語集のような記事は文字数は少ないですが一般的なコンテンツSEOでは5000文字程度は目安として担保しておくと良いでしょう。情報量や文字数に関してはかなり派閥やキーワードによってロジックが変わるためあくまでも目安として捉えてください。

施策内容が共有されず何をしているかわからない

SEO対策は変数が多すぎるがゆえに施策内容がブラックボックスな側面があります。例えば、被リンク獲得やコンテンツ制作、内部施策でメタタグのキーワードを調整する、PLPを調整するなど施策がありますが順位を上げます、3ヶ月実施します、あと3ヶ月取り組む必要がありますのように何をやっているかが分からないが、SEO対策らしいことを契約したケースもよく耳にします。

SEOコンサルタントは戦略を施策に落とすことが仕事です。施策内容が共有されないのは成果としてもただ上位表示させるだけで流入が増えてお問い合わせには至らないことも多いため、施策内容が開示できない企業は実力が少ないと判断して遜色ないと考えています。

SEO対策に費用をかける上でパートナー会社の探し方(この会社を探そう!)

ここまで依頼したい方が良いSEO会社を紹介しましたが、「こんなパートナーなら即決!」という条件をいくつかヒントとして上げたいと思います。

  • 提案時に初期調査をしっかりと行ってくれる
  • 事業戦略→Webマーケティング→SEO対策で全体俯瞰して戦略提案ができる

提案時に初期調査をしっかりと行ってくれる

提案時にサイトの調査をしっかりと行ってくれる会社は良いパートナーである可能性は高いです。SEO対策でよく利用するahrefeなど調査ツールでサイトを初期分析して何をすれば上位表示できそうか課題特定が重要です。

  • 現在のアクセスはどれくらいか
  • どのようなキーワードで上位表示しているか
  • サイトの被リンク状況はどうか
  • CVまでの導線は最適化されているか
  • 内部施策の改善点はどれくらいありそうか

上記内容は、外部ツールで調査できるので提案資料やシートに情報をまとめてくれる会社は親切な部類に入ります。

事業戦略→Webマーケティング→SEO対策で全体俯瞰して戦略提案ができる

SEO対策はWebマーケティングの手法の一つであり、事業成長を加速させるための手段に過ぎません。Webマーケティングだけでも、以下のように無数に施策はあります。

  • サイト制作
  • LP制作
  • SNS運用
  • Web広告
  • ホワイトペーパー
  • LINE公式アカウント運用
  • アクセス解析
  • MAツール導入
  • テレアポ
  • フォーム営業
  • メルマガ

上記施策の中でSEO対策のみに限定されず、この期間はリスティング広告を運用して次にSEO対策を行う、LP改善も合わせて行うなどWebマーケティング全体戦略から企画してくれて、SEO対策も行うことが本来の自然な流れです。SEO会社だからSEO対策だけを行うでは、いずれ淘汰される時代になっています。

また、Webマーケティング初期段階ではどの施策が事業と相性が良いかわからないため、複数の施策を1年間や6ヶ月で行い、選択をする必要があります。「うまく行かなかった」を知ることが重要なフェーズです。また、今はうまくいっている施策でも6ヶ月後に全くアポイントが取れなくなったなど施策自体が疲弊することもあります。

SEO対策だけに限定されず、Webマーケティングの企画からできる会社やパートナー探しをおすすめします。

SEO対策に予算・費用を投資すべきタイミングとは

SEO対策に予算をかけるべきタイミングがあります。例えば、スタートアップで新規事業を行う場合、いきなりSEO対策に多額の予算を投じることは少ないでしょう。それは、Web広告やアウトバウンドコールなどの方が短期間でリード獲得ができ、制約に結びつきやすいためです。

SEO対策はあくまでもユーザーに良いコンテンツを提供した結果上位表示される仕組みであるため、広告のように費用をかければ上位表示してリード獲得できるような「即効性」は期待できないと考えた方が良いでしょう。

その前提をもとに以下でSEO対策に予算を投じる適切なタイミングの例について解説します。

広告運用でリード獲得が安定した時

SEO対策に予算を投じる適切なタイミングは、広告運用でリード獲得が安定した時です。理由として、広告運用は即効性のあるリード獲得施策であるため、広告サイドのリード獲得が安定し始めれば、他のマーケティングチャネルへの投資も見込まれて、「SEO対策」という選択肢が出てきます。

広告運用でも、費用対効果の高い今すぐ客を獲得するキーワードはどこか、CPCの低い成約キーワードはないか、ユーザー離脱を最小限に抑えられるLPデザインになっているかなど考えて最適化する必要があります。

広告によるリード獲得から成約までの勝ちパターンが見え始めたら、事業の売上も安心できます。

広告サイドが安定し始めれば、成約数がゼロになる心配なくSEOに予算を投じられるでしょう。

広告以外にリード獲得チャネルをリスクヘッジしたい時

広告でリード獲得が安定しても、現在のCPAで継続してリード獲得できるかはわかりません。大企業の参入によって、CPCが上昇してCPAが簡単に高騰してしまいます。

そのようにリード獲得単価が上がる前にリスクヘッジとして、SEOに予算を投じることも重要です。

SEO対策の費用・予算を外注するメリット

SEO対策のやり方や情報は検索すれば複数でてきます。しかし、独学で行っていればただでさえ時間がかかるSEO対策の成果を2倍以上にしてしまうことも考えられます。通常は1年〜2年程度で成果やコンバージョンが継続的に生まれてきますが、倍かかるとなると4年程度もかかることになります。

外注するメリットとして、以下があげられます。

  • 最短ルートでプロジェクトが進む
  • コスト、リソース削減につながる
  • 落とし穴にはまらない

最短ルートでプロジェクトが進む

SEO対策の専門家に相談することで最短ルートでプロジェクトが進みます。
現状のサイト状況を把握して最適化打ち手を検討して実行まで移します。

  • ページやサイト制作は必要か
  • コンテンツはどのキーワードでつくるべきか
  • 内部施策状況はどうか
  • 外部施策で何をすればいいのか
  • サイトのコンバージョン状況の確認

上記についてサイトに合わせてオーダーメイドに調査して、レポーティング、施策実行まで支援するためプロジェクトが最短距離で進みます。

コスト、リソース削減につながる

最短距離でプロジェクトが進むためコスト(時間や人件費、宣伝広告費)が削減できリソースを最小限に抑えられます。社内で独学で内製化しようとするとかえって時間がかかり人件費がかかるばかりか、成果が出るまでの期間も遅くなります。

相談、外注することで社内の工数も抑えられて成果までの時間も短縮できます。

競合調査をしっかりとしてくれるため最短で効果がでる

SEO対策を外注する際のメリットの三つ目は、「競合調査をしっかりとしてくれるため最短で効果がでる」です。

SEO対策は競合調査が命です。SEO対策を本業としている人たちは専用の解析ツールを使用しています。先ほど紹介した通り、解析ツールを利用することで精度の高い現状把握や競合分析、ロードマップの策定が可能になります。

将来的にインハウス化をする上でも、初めは外注することも良いでしょう。

弊社では、SEO対策を行う上で現状分析コンサルティング「SEO無料分析」を実施しております。マンツーマンでSEOコンサルタントが分析して競合との差分を明らかにしていきます。ぜひお気軽にご活用ください。またインハウス化を目指したサービスプランもございますのでお気軽にご相談ください。

SEO対策の外注費用でよくある質問

SEO対策で料金が会社によってかなり違う理由はなぜ?

SEO対策は会社の実績や著名コンサルタントの有無、ブランド名によって大きく変動します。もちろん上場しているSEO会社も国内に数社ありますが、中小企業やSEOベンチャーの方が対応してくれる範囲が広いことが多いです。

大手では粗利率重視に対して後発の中小企業は「対応の幅」重視と言えるでしょう。

どの会社に依頼するにしても、自社の目的や予算に合うのかまずは、問い合わせることが最重要です。

SEO対策を以前依頼していたのですが成果が出ませんでした。

SEO対策の特に成果報酬型プランの場合は、放置されることが多々あります。コンテンツを数本用意して被リンクを設定して上位表示すれば課金といったやり方です。

しかし、正攻法のSEO対策を実施しても成果が出ないことがあります。対象サイトのドメインパワーや特殊ドメイン(co.jp)であるかどうかも成果に大きく左右するため、成果まで時間がかかる場合もあります。

SEO対策は外注すると効率的な運用が可能になる

今回の記事では、SEO対策の外注の種類と費用の相場、外注するメリットについて解説して来ました。

SEO対策をすることは、インバウンドマーケティングの体制を構築して将来的な営業コストやマーケティング費用を削減することに繋がります。検索流入で継続して安定したリード獲得を可能にするにはSEO対策への取り組みと施策の重要性への理解が必要不可欠と言えます。

ぜひ今回の記事を参考にして、SEO対策の外注を考えてみてはいかがでしょうか。

弊社では、SEO対策を行う上で現状分析コンサルティング「SEO無料分析」を実施しております。マンツーマンでSEOコンサルタントが分析して競合との差分を明らかにしていきます。ぜひお気軽にご活用ください。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

無料相談会も開催中
https://rakuraku-edit.co.jp/seo-schedule

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