SEO対策の外部施策|被リンク獲得、外部施策手法大全・注意点も解説

SEO対策の外部施策|被リンク獲得、外部施策手法大全・注意点も解説

目次

SEO対策で被リンク獲得はなぜ重要なのか

被リンクとは、自分のサイトが他のページでリンクとして紹介または引用されていることを指します。サーチエンジン上位化を狙うにあたって、被リンクを多く獲得することは非常に有効的です。

 

その理由には次のようなものがあります。

1.DRが関係する

DR(Domein Rating)はそのドメインが持つ価値の指標です。0〜100で評価され、100に近いほど強力で権威性があるWebサイトである、ということになります。

 

DRはSEO分析ツールahrefsが独自に設定している指標ですが、DRとGoogle検索順位には強い関連性があることが分かっています。DRスコアを上げれば、Googleの上位化が望めるようになります。

 

DRの計算は、被リンクの質と量に基づいて行われます。被リンク数が多く、リンク元のサイトの権威が高いほどDRも高くなります。

 

つまり、被リンクを獲得する→DRが上がる→検索順位が上がる、という流れが期待できるのです。

2.被リンクがサイトの権威性や信頼性につながる

被リンクは通常、他のサイトによって自分のページが参考にされていたり、自分の商品が紹介されていたりする際に発生します。

 

学術論文と同じく、Webサイトの世界でも「引用数が多いサイトは有益である」と言われています。そのため、被リンクが多くなればサイトの信頼度や権威性も上がります。

3.コンテンツSEOや内部施策の限界を突破できる

SEO対策というと、コンテンツを充実させたり、サイトの利便性を高めたりする「内部施策」を思い浮かべる人が多いかもしれません。

 

もちろん、これらはSEO対策において欠かすことのできない重要なアプローチですが、競合サイトとの差別化が難しいなど、残念ながら限界があります。

 

コンテンツSEOやサイトの内部整備などを行っているものの、検索順位が伸び悩んでいる場合は、被リンク数獲得に力を入れることで突破口が見つかるかもしれません。

 

外部施策とはそもそもなにか?内部施策との違いは?

SEO対策には大きく分けて「内部施策」と「外部施策」と呼ばれる2つのアプローチがあります。

 

内部施策とはその名の通り、内部からサイトを改善することによってサーチエンジン最適化を狙うものです。例えばコンテンツを充実させたり、キーワードを適切に配置したり、またサイトのユーザビリティを高めるインフラ整備などが内部施策に当たります。

 

対して外部施策はサイト外から攻める手法で、主に外部サイトにおける被リンク数を増やすための対策を指します。外部SEO、外部リンク対策、バックリンク対策、と呼ばれることもあります。

外部施策=ブラックハットと呼ばれた歴史

Googleのアルゴリズムは、被リンクの数をページのクオリティ判断に用いています。これは「より多くのリンクが貼られるページは、ユーザーにとって有益であるページの可能性が高い」という認識を前提にしているからです。

 

しかし、2000年代初期にはこれを悪用し、リンクを大量生産し専用のウェブサイトに貼り付けるといった悪質なSEO対策が横行しました。これにより、偽の被リンクによって低品質のコンテンツが検索上位を独占するようになったのです。

 

このようなブラックハットSEOに悩まされたGoogleは取り締まりを強化し、現在ではリンクの大量発行による上位化は難しくなっています。

外部施策を実施する上での注意点

被リンク数アップを狙った外部施策は、正しく行えば大きなSEO効果が期待できます。しかし、間違えるとGoogleからの信頼度が下がってしまい、逆効果になる可能性も。

 

外部施策を行う際には、次の点に注意しましょう。

1.被リンクの数=SEO効果ではない(質が重要)

上記のブラックハットSEOの例からも分かる通り、今日では単に被リンク数を増やすだけでは効果は期待できません。被リンク数を増やす目的で低品質なコンテンツを大量投入すると、検索ユーザーの利便性を大きく妨げる迷惑行為(スパム)とみなされてしまうことも。

 

重要なのは、高品質なリンクを獲得することです。検索順位ではなくユーザーを中心に据え、役に立つ有益な情報を提供することが、SEO外部施策においても根幹となります。

2.短い期間に被リンクを設置しすぎるとペナルティの可能性がある

GoogleではブラックハットSEOの対策として順位決定アルゴリズムのアップデートを行い、また不正な被リンク設置を行っているサイトにペナルティを課す制度を導入しました。

 

ペナルティの対象となる行為としては、例えば

 

  • 短期間に被リンク数が不自然に激増した
  • 被リンク目的のサイトを利用している
  • リンク元ページのアンカーテキストが同じものばかりである

 

などが挙げられます。

 

ペナルティを受けるとサイトの評価がマイナスとなり、検索順位が大きく下がってしまいます。ペナルティを解除するには、ガイドラインに沿うようにサイトを改善し、再審査を申請する必要があります。しかし復活までには時間がかかることが多く、ペナルティが課されると大きなダメージを受けることになってしまいます。

3.ナチュラルリンクが重要

リンクの質が悪いと、リンク数が多くても効果がないことは上記でも説明した通りです。リンクの質の高さは、どれだけ自然な流れでリンクされているか、という点にも関わっています。

 

ナチュラルリンクの特徴として、

 

  • リンク元とリンク先のコンテンツに関連性がある
  • リンク元のページの更新頻度が高く、ある程度の流入がある
  • リンク元のIPアドレスやドメインが分散されている

 

といった点が挙げられます。

 

情報の参照元・引用元としてのリンク、またはブロガーなどが商品を紹介するためのリンクなどが、ナチュラルリンクの具体例といえます。

SEO対策で被リンクを自然に獲得する手法

被リンクの数は検索順位アップに影響を与えますが、有機的で自然なリンクでなければ意味はありません。言い換えれば、被リンク数が増えるかどうかはユーザーや外部サイトのオーナーの意志にかかっている、ということになります。

 

しかし、だからと言って、何も打つ手がないわけではありません。以下では、被リンクを自然と獲得するために行えるアイディアを5つ紹介します。

プレスリリースを実施する

プレスリリースとは、自社の新規事業や新商品などをメディアに対して公式に発表することを言います。企業活動を多くの人に知ってもらう意味でプレスリリースは効果的です。

 

残念ながら、プレスリリース自体に掲載されたリンクは、有効な被リンクとみなされないことも。しかしプレスリリースが転載やSNSで二次拡散することで、被リンク数アップが期待できます。

 

プレスリリースの効果は何よりも、自社のサービスや商品の認知度アップにあります。特に影響力のある大手ニュースサイトなどに取り上げてもらえれば、それだけで検索順位上位に表示されることも可能です。また、ニュースサイトの記事は年数が経っても残ることが多く、半永久的な流入効果も期待できます。

 

新商品の発表や映像・音楽作品などのリリース前には、ぜひ積極的にプレスリリースを活用したいですね。

他メディアへ寄稿する

SEO対策として外部メディアへの寄稿を行う、というと少し不思議に聞こえるかもしれません。これは、近年のSEOの発想転換から生まれた新しい外部施策のアイディアです。

 

知名度やドメイン品質が高いオウンドメディアに記事を提供することで、質の良い被リンクを獲得することができます。また、ユーザーとの接点を広げる意味でも効果的です。

 

レベルの高い内容の記事を書くことができれば、同じキーワードでの検索順位の上位のうち複数を自分の記事が独占する、ということも可能になります。これは、単一ドメインでは難しいため、特にフォーカスした専門分野がある場合は、他メディアへの寄稿を検討してみるとよいでしょう。

画像逆探知を実施する

画像逆探知とは、特定の画像が含まれているウェブサイトを検索する機能のことです。例えば、TinEyeなどが画像逆探知サービスとして有名です。

 

自社製品やアート作品などのオリジナル画像がある場合は、その画像を一度逆探知してみましょう。すると、画像と共に自分の記事を引用しているサイトに加え、画像を無断で転載しているサイトが見つかるかもしれません。

 

ここですぐに無断使用の違反報告をするのではなく、まずはサイトオーナーにコンタクトを取ってみましょう。問題がなければ「画像を使い続けるには、適切に引用元としてリンクしてください」とお願いしてみます。そうすることで、すでにコネクションのあるドメインに被リンクを獲得することができます。

SNSで拡散を狙う

SEOの外部施策では、SNS運営の担当者とも協力することが不可欠です。SNS投稿内のリンクは、残念ながら被リンクの対象とはみなされません。しかし、だからと言ってSNSがSEOに全く影響を与えないというわけではありません。

 

例えばSNSの投稿が人気になりメディアやブログなどで取り上げられた際に、有効な被リンクが発生します。SNSのトレンドは大手メディアも常に注目しているため、SNSは取り上げてもらうために参入しやすい入り口であると言えますね。

 

また、認知度を高める意味でもSNSは効果的です。自社の知名度が上がれば、自然と検索順位もアップしていきます。

 

SNSを使ってSEO効果を高めるには、次のようなことを行うとよいでしょう。

 

  • フォロワーを増やす
  • シェアしやすいようにページを整備する
  • シェアしたくなるようなコンテンツを作成する

他社の事例ページやインタビューページにリンクを掲載する

提供するサービスやWebページの内容にもよりますが、関係者へのインタビューや事例紹介などを行うのも、被リンク獲得において有効な手段です。

 

例えば、取材を行いインタビュー記事を作成すると、相手は会社の取材の実績としてインタビュー記事へのリンクを設置してくれると考えられます。

 

これは、人脈を広げ、お互いに有益な情報を提供し合うことで被リンクを増やす意味で、とても健康的な施策です。

まとめ

ここまで、SEOの外部施策について詳しく見てきました。コンテンツやページを充実させる内部施策に対し、外部施策は主に被リンク数の獲得が目標となります。質の高い被リンクが多くなるほど、検索エンジンの順位もアップします。効果的なSEO対策を行うには、内部からのサイト改善と被リンク獲得のための施策を組み合わせることが重要です。

 

数年ほど前までは、SEO効果を狙って不正な被リンクを大量に発行するという悪質な行為が多く発生しました。しかし現在では、Googleはこのような不正行為を取り締まり、被リンクの数だけでなく質にも重点を置くようになっています。

 

そのため、より自然なオーガニックリンクの獲得を意識したSEO対策が重要です。外部サイトへの寄稿や取材、プレスリリース、SNSでの拡散などを積極的に行っていきましょう。

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この記事の執筆者

山本 伸弥のアバター 山本 伸弥 SEOマーケター

新卒でSEOベンチャーに入社後、年間100社以上のSEO相談やコンサルティングを実施。メディア立ち上げからキーワード選定、記事制作まで上流から下流まで一気通貫で経験する。

現在は自社メディア「SEO解体新書」を立ち上げ、SEOやWebマーケティングのお役立ち情報を発信している。

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